この記事は
伺的 Advent Calendar 2022 の17日目の記事です。
一緒にさとりすとを作りませんか!!
さいしょに
ということで、もしよろしければ私と一緒にさとりすとを作りませんかというお話です。
さとりすとは今年、
1から作り直した大規模アップデートとなるバージョン2.0の公開を行いました。
いくつか2.0をつくるにあたって軸になる考え方が自分の中にあったのですが、そのひとつに「他の方にもより深くさとりすとの開発にかかわってほしい」というものがありました。
たとえば、
ソースコード(プログラムのなかみ)をすべて公開して、誰でもさとりすとをいじくることができるようにしているのもそれを実現するための1つです。
さとりすとの前提になっている、「里々」も、ソースコードがすべて公開されていて、誰でも手を加えることができるようになっています。
今のスタンダードになっている「
整備班カスタム」も、元々あった里々のソースコードを引き継いで作られていますし、管理されている方の他にも複数の方が手を加える形で改良が続いています。
さとりすとも、里々みたいにできないかな? と思い、本記事を書いてみるに至りました。
つまり
これまでは、さとりすとwikiなどの形式で主に匿名で協力してくださる方などがいらっしゃいましたが、どうせなら色々相談しながら「いっしょに」やってみませんか、と、アドベントカレンダーの場をお借りして呼びかけてみたいと思うのです。
プログラミングがわからなくても、十分参加していただけると思ってます。
もちろんプログラムに直接手を加えるのは歓迎しますが、プログラミングは私がやるので私が苦手な他の事に得意がある人にも参加してほしいなとも思うものです。おたすけ。
たとえば
自分の考える、さとりすとにかかわる方法を挙げてみます。
このほかにも、さとりすとのここが微妙だと思う! 俺がなんとかする! っていうのも全然良いと思います。
仕様を作ってみませんか
「こういう機能欲しい!」というお話を伺うことがあります。そういった意見を具体的な設計にしてみませんか。
画面のレイアウトや、機能の「こうなったらこうする」といったような場合分けのことを、ざっくり「仕様」といいます。
あるリクエストから、実際にさとりすと上で動くようにするにはこの「仕様」を作るという工程が間に挟まっているのですが、そういったものを一緒に考えてみませんか。
意見をまとめてみませんか
さとりすとは人口の少ない界隈で使われているフリーソフトなので、要望を頂いたとしても「それがどのくらい望まれているか」というのがわかりにくいものです。
既存の機能に変更を加えるとき、「変えちゃって大丈夫かな?」と悩むこともそれなりにあります。
ある機能を追加して本当に役立つかや、変更を行うべきかどうかなど、意見をまとめてみませんか。
説明を書いてみませんか
いままでのさとりすとには、
さとりすとwikiという説明サイトを用意していました。
新しいさとりすとは、ある程度いままでのさとりすとに似せて作っているとはいえ、変更点も多いです。
Twitter上でアンケートを取った結果、もし今のさとりすとの説明を用意する場合には旧版のさとりすとwikiを書き換えるのではなく、ほかを用意したほうが良いという回答が多かったので、もし説明を用意するとするならさとりすとwikiではない別のなにかとして用意することになりそうです。
今まで通りwikiが良いのか、別の媒体が良いのか、そもそも説明がなくともわかるツールにすべきなのか、まだきっぱりとまとめられていません。媒体について話し合ったり、実際に説明などを用意してみたり、そういったことに手を貸していただけるととても有り難いです。
アイコンをつくってみませんか
作者に絵心がないので、アイコンがないです。
旧版のさとりすとと明確に違いがあるので分けたほうが良いかなと思い、以前までのアイコンは引き継いでいないのですが
もし「さとりすとのアイコンを作る!という方がいらっしゃればぜひ。
相談に乗ってくれませんか
積極的になにかするのはちょっと・・・ という方もいらっしゃると思います。
でも「困ったことがあったら相談してね」という待機モードでも結構助かるものがあります。わりと困りっぱなしが多かったりするので…。
Twitterとかだと知らずのうちにスルーになっちゃったりとかもあるので、ディスコードみたいなやつを使うのがいいのかな。
「意見をまとめてみませんか」のところでも触れたのですが、要望くれた人の1票だけだとやるべきかどうか悩むことがよくあるので票数を重ねられるのも有り難いかもしれません。
実装してみませんか
あえて最後にもってきました。
もちろんプログラミングできる方の参加を歓迎します。
最初に書いた通り、今のさとりすとはソースコードをすべて公開しているので、プログラミングができるなら実際にいじくることができます。
機能を作って実際に追加してみませんか。
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
私が「さとりすとを今後こういう風に進められたらいいな」と思っているのが微塵でも伝わったなら幸いです。
もしご興味がありましたら
Twitter: @kanade_lab
Mastodon: @kanade_lab@ukadon.shillest.net
までぜひご連絡をいただけると嬉しいです。
明日18日は 瑞樹ユラ さんの記事です。おたのしみに!